

このブログで試合の進捗を入れてましたが肝心の決勝結果を忘れてました。バタバタして・・・観てるのも結構大変なんですわ。(^_^;) うちが応援してた青ちゃん、ニシダ君は残念ながら1回戦で敗れたけど、2人ともホンマ頑張ってくれました。一番驚いたのは会友である青ちゃんの釣りスタイルの変化。釣り回数少ないのにすっかりトーナメンターらしい釣りになってた・・・吉崎社長や舟木さんらも驚いとったし。なんせ王座選手である高木さん相手に前半21対21で折り返したのは驚いた。(正直言うと高木さんが相手じゃ流石にキツイかなと思てた、青ちゃんゴメンね。)後半も最初はリードしてたんでこのまま逃げ切れるかと期待きたけど、やはり相手は正真正銘のトーナメンター、ジリジリと追い上げてきて抜かれちまった。(~_~;) 本人と話したら前半は相手の事(スコア)を考えずにただガムシャラに釣ったけど、前半をイーブンで抜けたと判ってから後半は相手が気になり始めて釣りが乱れたみたい。メンタルば部分は経験不足があるからしゃーないね。何はともあれ善戦してくれて有難う!
2回戦以降、やはり驚いたのは兼松さんと大地君の試合やね。大地君ほとんどダンゴを打たず餌を付けて竿下へポイッ・・竿をしゃくる動作も少ないんで遠目には重たいオモリを付けとるのか・・・と。それでは次から次へと釣り上げていくのに対し、兼松さんはダンゴ釣りやら広角を交え応戦しつつも針外れも多かった感じ。終わってみればスコアは81対66、なんじゃそりゃ!!2時間で81枚って・・・信じられやん結果やったけど、準決勝が始まり試合筏へ移動してから、その訳が判った。大地君の仕掛けはダウンショットリグや。オモリを一番下にしてオモリ上30cm位に針がある仕掛け。オモリもタングステンシンカーの比重の高いヤツやから手返しが早いのもうなずける。釣り方もアタリを合わせるというより、誘い途中に食ってきて巻き上げる・・一度針掛かりしなかったらもう一度落とし込んで・・まさに鳥羽の伝統漁法【アネリ釣り】の現代版と言いましょか。元々趣味の釣りじゃなく漁師が短い時間で数を釣る、まさにプロの釣り方。今年は異常な位にチンタが沸いとるからこそこの釣り方が通用するともいえる。決勝はKAKUさんと大地君のダウンショット対決となったけど・・・底にはチヌだらけという状況で確かに数を短時間に釣るという理に適った釣り方やからトーナメントにはエエんやろけど。正直感じたのは釣趣が全くない・・・やはり漁師の仕事を見ているような感覚。観客として観ると面白くない釣り。最初は見てたけど途中で飽きた。(^_^;) それよか3位決定戦の勝山さん、橋本さんの試合が面白かった。勝山さんはダンゴ釣り・・橋本さんは広角中心で・・・ラインの出し方、竿の構え、アタリのとり方は非常に参考になったし、微小なアタリを掛け合わせていく様は観てるこっちまでドキドキした。(^.^)
今後トーナメントの主流はダウンショットになる?いやそれはないと思う。この仕掛けが成立するのはチヌが沢山居ることが条件やと思うんで、この釣況が来年以降も続くとは思えやんしね。かかり釣りは飼い付け釣りやから【ダンゴ釣りが基本】、チヌが沢山居るからって広角やダウンショットだけが一人歩きするとチヌは釣れなくなると思われる。色々新しい釣りも大事やけどかかり釣りの本質を見失わんようにせんとな。
何はともあれ入賞した選手の方々おめでとうございます。
また選手全員、お疲れ様でした。
最後に1つ疑問なんやけど・・・・
ゼウスカップやJFTのルールで
「釣り方はダンゴ釣りが大原則だが、竿下でチヌが食わない場合、ぶっこみ釣りの引き釣りも可。但しその時はダンゴに包まないこと」ってあるんやけど、ダンゴ釣り以外の釣りをする時はチヌが竿下(要はダンゴ釣りで)食わん時とちゃうのか??(~_~;)