さてさて・・試合前の緊張感もなく、ハチャメチャな前夜が明け・・・案の定、3時半に一旦起きたものの2度寝をしでかし、川喜田君がドアを叩いてくれやんだら、起きた頃には試合終わってたかも?!(^◇^;) 大慌ててホテルを飛び出し小浜へ。会場はすでに沢山の人、人、人。選手はもちろん、メディアやメーカー関係、ボランティアの人達で熱気ムンムン。で、受付を済まして配られた大会要綱を見て驚いた。去年は前日にダンゴも混ぜて用意周到にしたんやけど、今回2回戦からの参戦なんで時間はたっぷりあると思い、用意せんだのが裏目に・・・大会要綱によると1回戦の審判をせなあかんらしい。スタート前から早くも焦る。(-_-;) えさきち吉崎社長の開会挨拶の後、初代ゼウスのKAKUさんが選手代表挨拶。いよいよ始まる。
渡船が開始され、1回戦の選手のすぐ後の船に筏に上がり、1回戦開始前までの時間に慌てて団子を作る。諸々の準備も完全に仕上がらん間に試合が始まった。審判席でスコアボードを持ちながら試合経過を見守るけど・・・活性は超低く全然魚が釣れず・・・超ひま。(^◇^;) 魚が釣れやんまま後半も終盤にさしかかり、勝敗の行方が危ぶまれたけど、ここでチャリコが1枚釣れて勝負がついた。2回戦もやっぱチャリコ勝負か?
数十分のインターバルをおいて2回戦が始まる・・・試合相手は中部チヌ研の瀧さん、トーナメント慣れしている振る舞いが既にプレッシャー。そんな緊張も最高潮になった頃、青ちゃん(チヌスタッフ)が応援に掛けつけてくれた。チヌスタッフの中では数少ないトーナメント経験者。AWAY感バリバリの会場で慣れ親しんだ顔を見て緊張は解れ、恥ずかしい試合をしたらアカンな、と気合が入る。
さぁ、いよいよ始まる。試合開始のエアホーンが小浜の海に響き渡った。
2回戦(VS 瀧 祐二選手)
【前半】
ジャンケンに勝って右側スタート。開始数十分でエビの広角で1枚、しばらくして瀧さんも1枚釣られ並ばれ同点 1−1 気にせんよーに思いつつもやはり焦る。その焦りからか、ラインが穂先に絡まり折れた。5年以上折ったことのない穂先やのに・・でも少々高いもんについたけど、これで落ち着きを取り戻すことができた。1−1の均衡状態のまま前半終了。
場所移動ん時に青ちゃんが「同数やけど長寸で勝ってますよ」と・・・そうなん? ここでやっと長寸有利のルールを認識。
【後半】
現時点で自分が優勢と聞かされ、気持ちが楽になった。でも何とかもう1枚・・・活性の低い中、残り30分程で1枚追加。1枚リードや、このまま早く終わってくれ・・・と思いながらリードを保ち、2−1で勝利。
3回戦は1−0でニシダ君を破った舟木理恵さん、2人の試合場所は1回戦で使っていない7号筏の左端、なかなか魚が出ない厳しい状況やったみたい。3回戦も思いやられるけど、舟木さん相手なら当たって砕けるだけや・・と開き直って意外と落ち着いて試合開始を待つ。ふと前方の牡蠣筏を見たら、見慣れた船が横付けされ・・・やま栄の大将や。もう1人乗っとる、ん、誰かと思ったら本浦で釣りをしとるはずのチヌスタッフメンバー岡ちゃん。わざわざ釣りを中断して観戦にきてくれた。栄造さんに岡ちゃんまで来てくれたら何とか勝つ姿を見せたい!(`ヘ´)
※ちなみに岡ちゃん、3時間ほど中断したにも関わらず、この日の釣果は50枚オーバー。
3回戦(VS 舟木 理恵選手)
【前半】
ジャンケンで負けて左側スタート。開始数十分で舟木さんに1枚釣られリードされる。やはり先行されると焦る。まだ試合は始まったばかりと自分に言い聞かせ、広角とダンゴ釣り半々でアタリを探るがエサトリすら掛からへん。あっという間に0−1のまま前半終了。
【後半】
団子に魚の反応なく、広角でもエビ、ボケ、オキアミ、マムシ、柔らかい餌は取られることもないまま時間が経過。何とか1枚を釣るために模索する中、丸貝に反応があり。しばらく丸貝で続けると明確なアタリが出て一度掛けるも針ハズレ。しかしこれが丸貝でイケるという確信になって、残り10分で韓国パラパラの広角にて42cmを釣り上げ同点(1−1)そのまま終了。長寸で勝利。
これが今日の全体釣果の最長寸。ちなみに大物賞はない。(-。-)y-゜゜゜
予想もせんだ3回戦突破でベスト8。すっかり忘れとったんやけど、去年のファーストステージはここまで。今年は試合が1回多く4回戦でベスト4や。これで負けてもここまでこれただけでも上出来・・と思う気持ちと裏腹にここまできたらも一つ勝ちたい!
本日の最終4回戦の相手は臼井さん、中部チヌ研のバリバリトーナメンターや。普段もあちこちの釣場で頭一つ出る釣果を叩き出してるツワモノ。それだけでも緊張するのに、この試合は審判もギャラリーもメチャクチャ多い、これがさらに緊張を高める。
4回戦(VS 臼井 光晴選手)
【前半】
ジャンケンで負けて左側スタート。開始早々にエビ広角で1枚リードするも、すぐに臼井さんに1枚釣られ同点となり、さらに1枚追加され逆転される。(1−2)前半終了間際、ほとんど合図と同時に韓国パラパラの広角で1枚釣り上げ同点に追い付く。(2−2)この時点でも長寸で勝ってるかも?と多少気持ちには余裕が持てた。
【後半】
15分後にエビのダンゴ釣りで1枚釣り上げ逆転(3−2)、しかしすぐに追い付かれ(3−3)、さらに臼井さんに1枚追加され(3−4)やっぱアカンかなぁ、、団子釣りに分があるというのは感じてたけど、今日の団子、最初は柔らかい団子でいくつもりのレシピ、それを無理矢理ボソタッチに作りなおしたんで、ギュと握ると割れんし、割れるように加減すると沈下がメチャクチャ遅い・・団子は完全に失敗。団子釣りより広角、それも丸貝中心でいくと腹を決め、残り20分に韓国パラパラ広角にて1枚追加し同点(4−4)に並ぶ。均衡状態のまま終了。長寸で勝利。丸貝主体で攻めたお陰で型が良かったのが功を奏した。
【釣果】
1回戦 23cm、25cm
2回戦 42cm
3回戦 23〜25×2枚、30〜32cm×2枚
計7枚
まさかファーストステージを勝ち抜けるとは夢にも思ってなかった。強豪だらけの中、うちが勝ってしもてエエんか?ベスト4の他3名は誰が見ても不思議じゃない顔ぶれ、今回の対戦でも決してうちが勝ってる訳じゃないのに・・・魚の出やん状況やったのが運を呼び込んだ感じ。でもしいていえばエビやボケや虫じゃなく、丸貝を信じて使えたのが良かったかな。チヌスタッフには丸貝の達人がよーけ居って、エサトリ皆無でも丸貝だけでダントツの数釣りをする人や、厳寒期にデカ丸貝で超年無しを釣る人・・・何度も目から鱗の釣果を見せつけられているからこそ、柔らかい餌に拘らずに丸貝が使えた。貴重な休みに応援に掛け付けてくれた青ちゃんや釣りを中断してまで来てくれた岡ちゃん、試合途中も次々とメールで応援してくれたチヌスタッフメンバー、釣友に感謝。m(__)m
閉会式で壇上に上がった時、一斉にカメラのシャッターが切られ「笑って!」と言われても引きつってしまう。(^_^;) とはいえ、何ともいえやん心地良さに満たされた気分。この後DVDのインタビューやったんやけど、何を聞かれて何を言ったのか憶えてへん、何か変なこと(適当なこと)言った気がする。(~_~)
ファイナルステージは海の状況も変わって去年と同じように数勝負となるやろし、今度は運だけで勝てるはずもない。でも出るからには一つでも勝ちたい!というのが本音。残り1ヶ月、精進します。m(__)m
2008年10月02日
ゼウスカップ・1stステージ(試合編)
posted by 前川 at 20:18
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