14日(土)は本浦(やま栄渡船)へ行ってきた。天気予報は雨のち晴れ・・・ということは午前中は雨に濡れ、午後は強風・・・ちょっと迷ったけど行ける時に行かねばということで決行。今回は清水の残り(久保エビ)を使いたかったということもあり、大将にエビの釣りができぞうなエサトリの少ない筏というリクエストをしてみた。大村は釣果がエエけどエサトリがメチャ多いんでサナギやコーンの釣りになるしな。前回乗った小田の浜はボラも寄ってエサトリもそこそこ居ってエエ感じやったんで乗りたかったけど、今回降ろされた筏は寺浜。常連のお爺さん(71歳)と同乗となった。この方は前日から連荘で、昨日も同じ筏で釣りをして4枚位の釣果があったとのこと。釣りのことや世間話も交えてしゃべくりながら釣り開始。
先ずはボケやシラサエビを落とし込んで様子をみてみるけど全くアタリなく、韓国パラパラ貝でも同様。筏下にはチヌが居らんと判断して、寄せるためにダンゴで打ち返しをスタート。ガンガン打ち返してれば、そのうちにボラが寄るやろ、と楽観してたけど全くボラの寄る気配なく、時間だけが経過。雨もドシャ降り状態になってきてテンションは下がる一方・・・底には何にも居らんけど、中層にはセイゴが居って、仕掛け回収時に針に残ったエビに食らいついてくる。今年は何処の釣り場もセイゴが多いようやね。状況が好転せんので、何気に筏の後ろ側へ行ってボケを落とし込んでみたら、難なく1枚目のチヌGET。何でやねん。(~_~;) でもこのチヌ、ヒレはボロボロで極端に短く、鱗もハゲて赤く身が見えてるチヌ、何かの病気になってるみたい。数投繰り返してみたけど、アタリはないんで釣座へ戻ってひたすらダンゴで打ち返していく。何時の間にか雨は止んだけど、予想通り風が強くなってきた。昼頃に特大のシラサエビを筏前方へ遠投してみたら、これがビンゴ!良型と思えるチヌが掛かり、引きを楽しみながら巻き上げ、海面には40cmク
ラスのチヌを確認、タモに導いて一旦タモに入ったけどその途端に針がハズレ、タモからチヌが飛び出して逃げられた。数が釣れてる時ならまだしも、このバラシは手痛い。
アタリはそれっきり・・・同乗のお爺さんは3時で上がるという、色々話しをしてたんやけど、奥さんが重い病気になったそうで・・・釣りは今日が最後とのこと。今まで奥さんに苦労ばかり掛けてきたから、これからは奥さんと一緒に居たいという話にちょっと涙腺が緩みそうになったのは内緒やけど。もう使わないからとサナギミンチや団子、エサをたっぷりと頂いた。お礼に釣ったセイゴ(50cm強)を貰ってもらい、奥さんの病気が良くなったら、ぜひまたご一緒して下さいと話して、お爺さんは筏を降りていった。なんか寂しいけど、心温まるお話しやったな。
で、いよいよ夕マズメを向かえ、団子釣りにはサッパリなんで、残り時間は丸貝一本でいくことにし、団子を全て投下・・・大き目の韓国丸貝を筏前方へ落とし込んでいき、着底してしばらくしてからジビジビとアタリが出た、そのまま穂先が海面に吸い込まれていく時に大アワセを入れるとバッチリ針掛かり。さぁ、やり取り開始とリールのハンドルを回し始めたところギアが噛みあわず「カラカラカラ〜」、大慌てでスプールを押さえてしっかりクラッチを入れたつもりが、またカラカラカラ〜〜ドタバタやってるうちにバレてしもた。引きからするとかなりの良型、メチャクチャ悔しい。リール(競技65W)をよく見たらスプールネジが緩んでいて、スプールが浮いたような状態になってた・・・確認不足とはいえ、構造的に緩み易いネジは問題ありやね。
あ〜悔しい。
気を取り直して、大きめの丸貝を落とし続けるとアタリはでるけど触るだけ・・・チヌが小さいようなんで小さ目の韓パラを落としこむと、釣れてきたのは30cmのチヌ。やっぱこのサイズかぁ・・・何とか良型が欲しい一念で、大き目丸貝に拘って落し込みを続けたけど、結局釣ることはできず。 結果は29cmと30cmの2枚だけという、数釣り最盛期の本浦で超貧果。
大村浅場に乗ってたタクちゃんとボーズマン君は、エサトリの猛攻の中、サナギ主体で30後半交じりで30cm前後ばかりで40枚位の釣果、カセに乗ってた宮本さんは大型は不発やったものの、きっちり数枚の釣果を得ていたし、他の筏ではデカマゴチ、良型カレイ、スズキ(セイゴとは呼べやんヤツ)も釣れてた。
最近、歯車が噛みあわん感じやけど・・・何とか数釣りもエエ釣りで締めくくりたいですな。今週末に期待?!